天然ダイヤモンドが日本で発見された

2007(平成19)年、日本国内で天然のダイヤモンドが発見されました。

それまでは日本にダイヤモンド鉱脈はないとされてきたので、大発見となりました。

成分的な観点から見たときダイヤモンドは灰と同じで、その形成は地下120~150キロメートルもの深さにあるマントルが炭素を含む岩石に影響を与え炭素原子の配列を変化させることによるものです。

ダイヤモンドのなかでも特殊岩金のキンバレー岩と呼ばれるものは南アフリカや中国の山東省など限られた地帯でのみ採掘され、指輪などの材料となります。

キンバレー岩が形成されるのは古い地層で、日本ではそのような地層がないのでダイヤモンドの採掘はできないといわれてきたのです。

愛媛県の山間からダイヤモンドを発見したのは、名古屋大学の地質学者です。

見つかったダイヤモンドは本物でしたが、鉱脈というような大規模なものではなく、1000分の1ミリ程度のごく小さな石でマイクロ・ダイヤモンドと呼ばれるダイヤが岩石中にあったということだそうです。

マイクロ・ダイヤモンドはそれ以前にも高圧で形成された変成岩から見つかったことがあり、変成岩は日本にも広く分布していることから、今後も見つかる可能性はあるといわれています。